ワークショップスタート前のT.I.Pクラスルームでは、テラウチマサト先生が単焦点レンズ(50mm F1.4)一本で撮影した写真のスライドショーが流れていました。ワークショップ参加者が映し出される美しい写真にうっとり見惚れている中、颯爽とテラウチマサト先生が登場し、優しい口調とともにワークショップがスタートしました。
ワークショップは、『単焦点レンズの極意』と『ギンブラのお作法』の前半後半に分かれており、前半の『単焦点レンズの極意』では、大学生時代からニューヨークで仕事をしていたとき、そして現在に至るまでのリアルな実体験をもとに、単焦点レンズの熱い想いを語って頂きました。
特にレンズの中でも単焦点レンズを深く愛していて、最近ではスナップ:標準の単焦点レンズ(50mm F1.4)、ポートレート:望遠の単焦点レンズ(85mm F1.4)と心に決めているとの事です。
テラウチマサト先生の写真を例に、「F1.4の単焦点レンズを用いることで、本来邪魔なものを効果的なものに変換する」先生直伝のテクニックを詳しく教えて頂けました。
「ズームレンズは便利だと思うけど、単焦点レンズを使いたい。画角の制約による覚悟が作品に良い影響を与える」という写真に対する向き合い方も合わせて教えて頂きました。
「レンズにこそ命を懸けるべき、僕にとってはレンズ交換式ボディではなくて、ボディ交換式レンズといっても過言ではない(レンズが主役という意味)」と閉めの言葉を頂き、前半の『単焦点レンズの極意』は終了しました。
ワークショップ後半の『ギンブラのお作法』は、参加者の皆様にSIGMAの単焦点レンズをレンタルし、PHaT PHOTO写真教周辺をブラブラしながらの撮影会を開催しました。
- SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM
- SIGMA 30mm F1.4 DC HSM
後半の『ギンブラのお作法』ことテラウチマサト先生同行の撮影会、楽しい時間があっと言う間に過ぎていきました。参加者の皆様も、ファインダー越しの単焦点レンズを通して新しい発見が得られたのでないでしょうか。
『PHaT PHOTO写真教室 秋の文化祭 2014』では今後も多くのワークショップが開催されますので是非ともご参加ください。 乗るしかないこのビッグウェーブに。
このBlogでは全ワークショップとイベントのレポート記事をお届けしていく予定なので、そちらもお楽しみに!
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